やってはダメをやってみた

【本当はNG】無印良品の低反発クッションを洗濯機で洗っちゃう

はじめましての「やってはダメをやってみた」シリーズです。

一般的に製品に大きなダメージを与えるので「やってはいけない」とされることをあえてやってみるシリーズとなっております。

第1弾は写真の無印の低反発クッションを洗濯機で洗います。

低反発のクッション。何となくどんなものかご想像いただけるでしょうか。

指で押してもすぐには元の状態に戻らず、ゆっくりと復元していくウレタンフォームという素材が使われているクッションでして、、。

普段はカバーをかけて使用します。

その昔、高速のサービスエリアで売っていたのを見つけなぜか衝動買いしてしまったアイテムです。

さてこの低反発のクッションですが、洗濯可能なのは写真右のカバーのみ。中身のクッション部分はバッチリ洗濯NGとなっております。

出典:無印良品公式サイト

メーカーサイトにもしっかりと記載されています。

ウレタンフォームはこの製品に限らず、汚れた場合は薄めた洗剤を染み込ませたタオルで叩いてのケアを推奨するパターンが多いです。ウレタンって水に弱い素材なんですよね。

「洗濯機で水を使って洗いたい、、。」

普段はこたつ用のクッションとして使っているので何だかんだで汚れちゃうんです。何度か飲み物やら汁やらをこぼしているのできっとカバーの奥の本体まで汚れてるんですよね。

「水で洗ったらどうなるんだろう。」

クリーニング屋としての興味もあります。

ということで何があっても自己責任。好奇心に身を任せ早速作業開始です。

皆様はくれぐれも真似なさらぬよう。

ネットに入れる

気晴らし程度でしょうが製品へのダメージを最小限にする為、とりあえずネットに入れておきましょう。

手洗いコース(ドライコース)で洗濯

製品へのダメージを最小限にするには洗濯機を使わず本当に手洗いするのが最適ですが今回はどこまでいけるか試したいので洗濯機の手洗いコース(ドライコース)で洗っちゃいます。

洗剤はエマールを使用しました。

と思ったらこのクッション水にメチャメチャ浮きます。

結局洗濯機を止めて、上から押しての押し洗い。

手洗してると同じになっちゃいました^^;

当然、すすぎの時も浮いてきます。

同じく上から押して泡が出なくなるまでしっかりとすすぎます。

日陰で自然乾燥

洗濯が終わったら日陰で自然乾燥。

完成。はたしてどうなった?

乾燥終了です。

何となく予想していましたが完全に乾くまでに丸2日かかりました^^;

洗浄前にサイズを測っておいたのですが洗ったことによる縮みは全くありませんでした。見た目のあからさまなダメージもありません。

しっかり低反発もしてくれる状態です。全体的にちょっと柔らかくなったかな?と感じますが使用に耐えられないほどではありません。

ということで今回は「やってはダメをやってみた」シリーズ第1弾として水洗いを禁止されている無印の低反発クッションを洗濯機で洗ってみました。

使用出来ないほどの致命的なダメージは起こりませんでしたが全体的に柔らかくなったかな?の結果となりました。

何だかんだで洗えてしまった今回ですが、同じ低反発素材が使われている高級な枕で同様の作業をするのはやはりやめておいた方がいいだろうと思います。

おそらく使用感に大きな変化が見られるでしょう。

一見、「何を余計な事をやってるんだ?」と思われてしまいそうな今回のシリーズですがいざ作業を終えてみると洗濯屋としては新たな気づきがあり中々もって勉強になる企画だったりします。

これからも私物を犠牲に、「やってはダメ」に果敢にチャレンジしてゆく所存ですので冷たい視線と共に暖かく見守って頂けると幸いです。

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