コインランドリー

洗濯表示全部×のニトリ敷布団をコインランドリーで洗ってみる

ここ数日でめっきり暑くなりましたね。

しばらく洗っていない+暑さによる汗が気になるので敷布団を洗おうと思い立ったのですがタイトルにもあるようにこの敷布団、、。

見事なまでの洗濯表示全部×。

一番左の洗濯桶のマークは家庭での洗濯、右の2つの○記号はクリーニングに関する洗濯表示なのですがいずれも×。

つまりは家庭での洗濯も、クリーニング業者によるクリーニングも禁止という表示となっております。

>洗濯表示について詳しくはこちら

「そんな殺生な。」

こう思ったのは私だけではないはずです。

冬の間おじさんの汗やら皮脂やらをたっぷりと吸ってきたであろうこの布団。今の時期はダニなども気になりますのでこのタイミングで是非洗っておきたい。

>布団のダニを効果的に除去する方法はこちら

という事で例のごとくメーカーの忠告を無視し、最近ハマっているコインランドリーでいっちょこのわがまま敷布団を洗ってみようと思います。

洗って大丈夫そうか確認

洗うと決断をしたものの、いざ洗ってみて取り返しのつかないダメージが出ても嫌なので大丈夫というある程度の自信を持ってから作業に臨みたいと思います。

敷布団で一番心配なのは洗濯により力が加わる事で中の綿が寄ってしまう事。

写真のように中綿がしっかりと縫い目で区切られているので洗濯による綿のヨレはそこまで大きなものはならないと予想します。

生地はポリエステル100%。中綿もポリエステル100%。

水で洗って乾燥までしても縮み等のトラブルは少ない素材です。色は白なので色落ちの心配もないでしょう。

気になるのは緑□の「巻わた」の部分。

写真では分かりませんが、中心部には蛇のように細長くよじって巻かれたような綿が使われています。

私、寝相が非常に悪いので寝ているうちに綿がねじれたと思っていたのですがこれが「巻わた」なのであれば面になっている普通の綿と比べて洗濯により寄ってしまう可能性は高まりそうです。

もしかして洗濯表示全部×の原因はコイツ?

多少のリスクが浮かび上がりましたがここまで来たら後はもうただの実験です。

失敗覚悟、自己責任の上でいざいつものコインランドリーに向かいます。

60分1200円のコース

洗濯乾燥が一気に出来るタイプで行きます。

容量15kg。洗濯30分、乾燥30分のコースです。乾燥温度はおそらく50℃位です。

ネット等には入れず、そのまま洗濯機にぶち込みます。

大きなネットをお持ちの方はネットに入れた方が布団へのダメージは少ないです。

シーツも一緒に洗っています。

洗濯開始

洗濯開始です。1時間漫画でも読んで待つとします。

追加乾燥

ボリュームのある品物なので30分の乾燥では足りなかったようです。

縫い目の部分がまだ湿っていてシーツもまだ濡れていました。

乾燥のみも可能な機械なので20分追加乾燥。

完成。果たしてダメージは?

完成です。

厳密にみれば面積の広い部分はやはり多少綿は寄っているのでしょうが使い物にならないほどのダメージはなく洗う事ができました。

布団類の洗濯は専門業者がオススメ

敷布団はデリケートで洗濯が非常に難しいアイテムなので、もしかしたら皆様のお使いの敷布団も洗濯表示全部×なんてことがあるかもしれません。和布団なんかはそもそも洗濯表示すらないものも多いです。

今回はたまたま大きなダメージなく洗う事が出来ましたが、すべての敷布団が今回の方法で洗えるわけではありません。

「んじゃあどうすればいいのよ?!」

お怒りの声が聞こえてきそうです。

ご安心を。

世の中には特殊品のクリーニングを専門に扱っている業者というものが存在します。

一般のクリーニング店にはない布団専用の特殊な機械を使って布団をダメージなくふっくらキレイにしてくれます。

クリーニング店を窓口に依頼をすることも出来ますし、最近はネットで申し込み出来る業者も増えてきました。

布団関係の洗濯でお悩みの方は私のように無茶はせず、まずは専門業者にご相談していただき、寝苦しい季節の睡眠を少しでも快適にしていただけたらと思います。

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