豆知識・裏技

潰れたファータイプのフリースをふわふわにする方法

寒い季節に大活躍のフリースですが着用の圧により毛足が寝てしまったり、潰れたりしてしまうのが悩みの種ですよね。

写真は長い毛足がいかにも暖かそうなファータイプのフリースですが、圧のかかる肘から下の部分がつぶれて寝てしまっている状態です。

デスクなどの固い平面に長時間押し付けたことが原因で起こったものと思われます。

そんなこんなで今回は一見復活不可能に思われるフリースの潰れを復活させられちゃうかもしれない方法のご紹介です。

お悩みの方は是非ご一読を。

〇〇〇用ブラシが使える?

潰れてしまったフリースを復活させるにはペット用のブラシが使えます。

ダイソーなどの100均でも入手可能です。

針金のようなものの先にシリコンの粒が付いているタイプもあるのですが個人的には何もついていない、写真のような針金むき出しのタイプがより深く毛の間に入ってくれるのでオススメです。

フリースの潰れた状態は毛が寝ているだけではなく絡まっていることがほとんどです。

絡まりをほどくようにペット用ブラシを通します。

あまり深くブラシを入れすぎてしまうと元の生地を傷めてしまいます。コツがつかめるまでは優しく、浅めにブラシを通してやるといいでしょう。

ブラッシング

ほぐし終わったら衣類用ブラシで毛足を整えます。

一見無駄に思えるこの作業も中々侮れません。ペット用ブラシよりも細かくフワッと毛並みを整えてくれるのでやっておいて損はありません。

ブラッシング後の写真です。

若干、違和感がありますね。

元気だった部分と比べると少し毛がほぐれすぎている印象です。

こんな時には次の方法が有効です。

洗う

毛がほぐれすぎて違和感がある場合は1度洗濯機で洗ってやるといいでしょう。

洗いで力が加わることにより、良い感じで再び毛がまとまってくれる事が多いです。

フリースは家庭で洗濯可能なものが多いですが、例えばウールが使われているフリースは家庭洗濯が禁止されている事が多いです。洗濯表示をご確認の上、処理をお願いいたします。

>洗濯表示について詳しくはこちら

完成

洗って乾燥後の写真です。

良い感じに毛束間が生まれ、全体的に馴染んでいるのがお分かりいただけると思います。

before

ということで今回は潰れたファータイプのフリースを復活させる方法のご紹介でした。

多くのフリースが今回の方法で復活する可能性が高いですが、残念ながらすべてがうまくいくわけではありません。

ペット用ブラシでメチャクチャ毛が抜けちゃうパターン。

ほぐれすぎた毛が洗濯で元に戻らないパターン。

色々あると思います。

高価なお品物や思い入れがあり失敗したくないお品物をご自分でチャレンジなさる場合は初めに小さい範囲で試してみて大丈夫そうであったら広い範囲を試してみるなどダメージをなるべく少なくする工夫をしてみてください。

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