釣りをされた事がある方なら一度は見た事があるかもしれません。
写真は釣りで使用するバケツです。
最近はめっきり使っていないのですがお盆休み中に釣り具のメンテナンスをしている時にふと臭いをかいでみると魚の生臭いにおいが、、。
試しに石鹸で洗ってみたのですが魚の生臭さは石鹸ではスッキリ落ちてくれません。
ということで今回は釣り用バケツについた魚の生臭さを除去します。
今回特に臭うのは写真の黄色のヒモの部分。いつの間にかここに魚の臭いが染みついてしまったようです。
魚の生臭さの除去にはクエン酸が効果的です。
魚の生臭さの主な原因はトリメチルアミン(TMA)と呼ばれる物質。
TMAはアルカリ性なので酸性のクエン酸で中和し、臭いを除去しようという算段です。
一つ心配なのが写真の金属部分。
酸は金属に影響を与えるので変色したりと何かしらの変化が起こる可能性があります。
「多少の変化より臭いだ。」
ということで自己責任により作業を強行します。
作業はごくごく単純。
バケツに40℃のお湯を溜め、クエン酸を溶かし30分ほど漬け込みます。
7ℓのお湯にクエン酸を200g使用しています。
赤丸の部分は漬け込み出来ていませんがほとんど臭いはないので良しとします。全体を漬け込むと大量のお湯、クエン酸が必要となってしまうので。
30分たったらお湯を捨て、洗濯用石鹸を使い、洗って良くすすぎます。
本体部分はタオルで拭き取り、ヒモ部分はタオルで脱水します。
日陰で自然乾燥。
完成です。
バッチリ臭いゼロとなりました。
金属部分も無事でした。
釣り歴うん十年の超ベテラン釣り師の方などはもはや魚の臭いは生活の一部となり、気にもとめないと思いますが私のような初心者はまだまだ非日常のあの臭いが気になってしまいます^^;
用具のみならず衣類に付いた魚やエサによる生臭さにお悩みの方も多いかもしれません。
そんな衣類に付いた生臭さを除去する方法も当ブログにて紹介していますのでご興味のある方は是非ご一読ください。
魚臭が気にならない嗅覚を目指して、、。
日々精進あるのみです。