つい先週も大型の台風が大きな被害をもたらしました。
台風は様々な被害をもたらしますが、もしも自分の住むエリアに超大型台風が上陸し、停電してしまったら、、。
今回は台風により停電し、洗濯機が使えなくなった時の洗濯について考えます。
難しく感じますが理屈はとても簡単で洗濯機が自動でやってくれる事を手動で再現してやればいいだけです。
洗濯の工程は
①洗い=汚れの除去
②すすぎ=洗剤、汚れの除去
③脱水=余計な水分を除去し乾きやすくする
④乾燥
の4つに分けられます。
洗濯機は①~③を自動で行なってくれますのでこれを手動で再現してやればいいわけですね。
※洗濯にはどうしても水が必要です。私の場合は一戸建て住まいなので停電しても断水することは滅多にないようですが、マンションの場合は停電=断水となることがあるようです。
台風の時期はシャワーだけになりがちですが台風が近づく予報の時はお風呂をため、断水時の洗濯用に備えておくのも手かもしれません。
それでは実際に電気のない状況で洗濯をしてみましょう。
洗い
私は洗濯機の代わりに写真のものを使用しました。普段はその日に着た衣類を入れて洗濯カゴのようにして使っています。
洗濯機の代わりとなる大きなバケツのようなものはどこのご家庭にも1つはあると思います。要は水を通さない大きな箱のようなものがあればいいわけです。
バケツ、衣装ケース、最悪ゴミ箱でもいいですね。
給湯器を使えず常温の水を使用することになると思うので洗剤は水に溶けやすい液体タイプの中性洗剤がオススメです。
中性洗剤なので洗浄力は落ちますがこの時期、特に気になる汗汚れ程度なら充分に除去出来るでしょう。
私はアリエールジェルボールを使用しました。「すすぎ1回がOK」なので水の節約が出来てオススメです。
ジェルボール1つに対して水の量が少なすぎますが状況が状況なので良しとします。
キャップで図るタイプなら洗剤量をしっかり調整できますね。
汚れが気になる所は揉み洗いが効果的です。
すすぎ
泡が出なくなるまでしっかりすすぎます。
脱水
単純に手で絞ります。
ここが一番の難関になると思います。やはり洗濯機に比べて圧倒的に絞れません。後の乾燥の事を考えるとここでなるべく水分を飛ばしておきたいところです。
出来るだけ手で絞ったらタオルで挟みさらに脱水してもいいですし、最近では手動の脱水機も販売されています。
私の場合はタオル以外、速乾素材でしたので手で絞ったのみで乾燥させます。
乾燥
台風で停電した事を想定しているので部屋干しします。
脱水が甘いので生乾き臭を防ぐ為にも素早く乾かしたいところです。
生乾き臭を防ぐ干し方については以前記事にしているので、そちらも参考にしてみて下さい。
いかがだったでしょうか。
普段は洗濯機に頼りっぱなしなので、いざ停電となると洗濯の仕方に困ってしまったりしますね。
洗濯機が動かなくても「容器」「洗剤」「水」があれば洗濯が出来ることがお分かりいただけたと思います。
備えあれば憂いなし。いざという時の為にこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。