今年の夏は妹家族と海でエサ釣り(エサを使った釣り)をするという一大イベントが開催されました。
自他ともに認める釣りバカな私ですが、やっているのはルアー(疑似餌)を使った釣りばかりで実のところエサ釣りは子供の頃にちょろっとかじった程度でほとんどやった事がこざいません。
「練習しなければ。」
いかにも昔からやっているような雰囲気を醸し出し、甥っ子、姪っ子にいい格好をするにはそれしかありません。
本番までの1か月、仕掛けを調べ、場所を探し、実際に海に赴いて血の滲むような練習を繰り返す日々。
特訓を終えて帰るころには、、
〈Tシャツ右スソ部分〉
<ズボン右ポケット部分>
着ていた服がこんなんなっちゃう訳です。
さてさて、この服にたっぷり付いてしまった釣りエサの汚れですが、、。
とても落ちにくい。そしてとにかく臭い!!
魚臭い?生臭い?食べ物が腐ったような強烈な臭いがしますね。(泣)
汚れは頑張れば落とせるのですが手強い臭いが中々落ちず、何回も繰り返して洗った!なんて方も多いのではないでしょうか。
という事で今回は服に付いた釣りエサの汚れと臭いを1発でバッチリ除去する方法のご紹介です。
酵素入り洗剤に漬け込む
【酵素入り洗剤に漬け込む】
汚れと臭いを1発で除去するための唯一にして最大のポイントです。
酵素の配合された洗剤に一定時間漬け込む事で釣りエサの汚れと臭いがゆっくり、しっかりと分解され除去されます。
酵素入りの洗剤は数々ありますが酵素の力をパッケージの前面にアピールしている粉末の弱アルカリ洗剤の使用がオススメです。
私は写真のアタックバイオパワーを使用しました。
アタックバイオパワーには蛍光増白剤が使用されています。
生成り、パステルカラーの衣類の洗濯には適していませんのでご注意下さい。
また、洗浄力が強いので色が出やすい衣類、デリケートな衣類の洗浄にも気を付ける必要があります。
ご使用になる場合は製品裏面の説明をよく読み、ご自身の衣類が洗えるかどうか確認の上でご使用ください。
お待たせしました。実際の作業に移りましょう。
40℃のお湯6リットルを用意しアタックバイオパワーを付属のスプーン2杯分投入、軽くかき混ぜて衣類を投入し30分程漬け込みます。
私は洗濯機に直接40℃のお湯をためて漬け込みましたが、難しい場合はバケツのような物に40℃のお湯と洗剤を投入しても大丈夫です。
酵素は40℃~50℃で最も活発に活動すると言われています。
最大の効果を得るために面倒ですが最低でも40℃のお湯を使用して作業を行うようにしてください。
また50℃を超えると死んでしまうという性質もあるので温度は40℃~50℃の間でお願いします。
洗濯機を回す
30分の漬け込みが完了したらいつも通り洗濯機を普通コースで回します。
バケツで漬け込みを行った場合は衣類と液をそのまま洗濯機にぶち込んでもらって大丈夫です。
乾燥
乾燥させます。
完成
完成です。
汚れも臭いもバッチリ落ちました。
before
いかかでしょう?最初の説明が理屈っぽくなってしまったので複雑な作業に感じますが、工程を整理してみると普段の洗濯機での洗濯の前に30分酵素入り洗剤に漬け込むだけの実はとってもシンプルな作業で釣りエサの汚れと臭いは除去することが可能です。
すべてのエサを試した訳ではないので100%ではないと思いますが、少なくとも魚系、エビ系のエサには効果が望める方法です。
お子様など気づかぬうちに激しく汚しているパターンも多いかと思いますのでお困りの方は是非お試しを。
ちなみに釣り用バケツなど釣り用品系に付着した生臭い臭いにはクエン酸の使用がオススメです。
以前、釣り用バケツの魚臭さを除去した様子を記事にしていますのでよろしかったらそちらにも目を通してみて下さい。
「また行こうね!」
釣りを終え、別れ際に甥っ子が一言。
おじさんの特訓は続きます。