「普段なかなか洗わないものを洗う」シリーズ第4弾です。今回は冬の釣りでお世話になったキャップを洗います。
「キャップは自宅では洗えない。」と思っている方も多いのではないでしょうか。
お持ちのキャップの洗濯表示を確認してみて下さい。一番左の赤丸のマークに×が付いていなければご自宅での洗濯が可能です。
私の場合は「液温は40℃を限度とし、手洗いができる。」という意味の表示。
手洗いであれば洗濯が可能ということですね。
洗濯が可能と分かりました。それでは作業の方を進めて行きましょう。
帽子で1番汚れやすいのは内側のおでこに触れる部分でしょうか。
洗濯用固形石鹸をブラシに付けこすり洗いをしてあらかじめ汚れを落としておきましょう。
この後行う「手洗い」は衣類をメチャクチャ優しく洗うため洗浄力が極端に弱いです。皮脂などの強い汚れは前もって処理しておくのがいいわけですね。
色落ちが心配な場合はこの後に使う洗濯用中性洗剤(エマール)の原液を直接塗り付けブラシでこすってもいいですね。ブラシがない場合は歯ブラシを使ってもOKです。
ここだけは40°cの温水を使って作業しています。
続いては洗いの作業に入ります。
洗濯用中性洗剤(エマール)を適量投入し、優しく押し洗いします。
「手洗い」=「メチャクチャ優しく洗って下さいね」というメーカーからのご提案です。
揉んだりゴシゴシするのではなく、上から優しく押して水流で汚れを落とす「押し洗い」が正解です。
すすぎも上から押して優しく。泡が出なくなるまですすぎます。
もはや定番の内側にタオルをつめて脱水です。
洗濯機での脱水はツバが折れる可能性があるのでタオルが安心ですね。
直射日光の当たらない所で網のようなものの上に乗せ、乾燥させます。
乾燥機の使用は禁止の洗濯表示なのでしない方がいいでしょう。
夏用の帽子もキレイでしたがついでに洗っておきました。
必ずしも必要はありませんがアイロンをすると多少シルエットがしっかりします。アイロン台の角を使うといいです。
よきかな。
いかがだったでしょうか。
洗えないと思い込みがちのキャップや帽子も洗濯表示でOKが出ていればご自宅での洗濯が可能です。
特にキャップはツバの部分が意外とデリケートで「手洗い」表示になっているものが多いと思います。今回ご紹介した方法で洗えると思いますのでお時間のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
「手洗い」がちょっと面倒だなあという方は手洗い表示のキャップを洗濯機で洗った様子を以前記事にしています。
リスクが高い作業なのでオススメはしませんがご興味のある方は是非
ちなみに今回私が手洗いしたキャップはウールが使われているので洗濯機洗いは厳禁です。
ご注意を。