液体中性洗剤

何が変わった?リニューアルのNANOX one スタンダードを徹底深掘り!

「洗剤の変化のスピードが速すぎる、、。」

駄文ながら洗剤深掘りをテーマにブログを書いている者としての正直な感想です。

いつものイオンで買い物をしていると、またまた見慣れないパッケージの洗剤が目立つところに陳列されているではありませんか!

その名も『NANOX one スタンダード(以下スタンダード)』

『NANOX』シリーズが何やらリニューアルされたであろうことは容易に想像できるのですが果たして何が変わったのか?

[スタンダード]って前のシリーズのどれに該当するのか?何てことも気になりますよね。

ということでさっそく深掘りしていきましょう。

NANOX one スタンダードはスーパーナノックス(青)の進化版。一体何が変わったの?

まずは気になるギモンをチャチャっと解決しちゃいましょう。

LIONのHPで調べた所、今回ご紹介のNANOX one スタンダードは旧タイプのSUPER NANOX(青)の進化版と考えて良いようです。

今まで青のNANOXを使っていた方はスタンダードへの移行がストレスなくいくかもしれませんね。

さてそんなスタンダードのNANOXですが旧タイプのナノックスから一体何が変わったのでしょうか。

どうやら新タイプの洗剤には2つの新しい技術が搭載されているのだとか。

<NANOX one スタンダードの新たな技術>

①コンプリートステインレス技術

=新たに「高機能界面活性剤」を採用、「高機能な酵素」を配合し、従来のNANOXを超えた洗浄力を実現→皮脂や食べこぼしに効果あり

②コンプリートカラーケア技術

=「特殊ポリマー」の新採用で、当社衣料用洗剤では困難だった衣類本来の色を保つ機能を実現→色あせ、黄ばみ、黒ずみの抑制

出典:LION公式HP

なるほど。難しい事は良く分りませんが旧タイプに比べて『洗浄力がUPして衣類の色変化がしづらくなった』と考えれば分かりやすいでしょうか。

CMでも特にアピールされていますが濃色の衣類の色あせを抑制してくれるのは結構嬉しい機能ですよね!

効果・特徴

お次はNANOX one スタンダードの効果と特徴を見ていきましょう。

先ほど少し特徴を書きましたので重複する部分もありますがその他にも様々な効果特徴がこの洗剤にはあったりします。パッケージと公式HPを参考に一気にまとめてしまいましょう。

①徹底洗浄

②徹底抗菌

③色変化防止

④ウイルス除去

⑤洗濯槽のニオイ抑制

⑥高濃度処方=640gサイズ1本で64回の洗濯が可能

⑦蛍光増白剤無配合

⑧バイオマスPETの使用=環境に配慮

まさに現代の洗剤!って感じですよね。私たちが求める機能を余すことなく搭載している洗剤と言えるのではないでしょうか。

旧タイプの青NANOXにはウイルス除去機能は搭載されていませんでしたからここも時代に合わせてしっかりと進化していますね。

洗えるもの・洗えないもの

お次はどんな衣類が洗えて、洗えないかを見ていきましょう。

緑□の用途、液性、成分。ピンク□の洗濯表示を見ていくと何が洗えて洗えないかが分かります。

用途

まずは用途から。綿・麻・合繊繊維のお洗濯用とあります。

つまりこの洗剤では綿・麻・合成繊維の衣類が洗えるという訳ですね。

合成繊維とはポリエステル、ナイロンなどの化学繊維の事です。

毛(ウール)や絹(シルク)の衣類は洗えません。

液性

液性は中性とあります。

洗濯洗剤には「弱アルカリ性」、「中性」の洗剤があるのですが、「中性」の洗剤は「弱アルカリ性」の洗剤に比べて色落ちが心配な衣類を安心して洗う事が出来るという特徴があります。

注意すべき点は「中性」だからといって絶対に色落ちしないという訳ではない点。あくまで色落ちしづらいという事です。

明らかに色落ちしそうな衣類は洗濯前に色落ちテストをすることをオススメします。

>色落ちテストの仕方はこちら

成分

成分は酵素に注目です。

酵素は皮脂や食べ物汚れなどの汚れに高い効果を発揮する成分です。

酵素には様々な種類があるのですがその中のたんぱく質を分解する「たんぱく分解酵素」がウール、シルクにダメージを与えてしまう可能性があります。

ウール、シルクはタンパク質そのものですからね。たんぱく質を分解する酵素によってダメージを受けてしまう可能性があるという訳です。

繰り返しになりますがこの洗剤でウール、シルクの衣類は洗わない方がいいですね。

蛍光増白剤が無配合という点にも注目しておきましょう。

蛍光増白剤は白い衣類をより白く見せてくれる成分です。

白い衣類を洗うのには優れた成分なのですが生成りやパステルカラーの衣類を洗うと色あせた様に洗い上げてしまう事があるという弱点があります。

つまりは蛍光増白剤いりの洗剤で生成り・パステルカラーの衣類は洗わない方がいいんですね。

その蛍光増白剤が無配合なので1回の洗濯でより多くの種類の衣類を洗えます。洗濯回数をなるべく減らしたい私のような人間には嬉しい特徴です。

>洗濯洗剤の成分について詳しくはこちら

ピンク□

最後はピンク□

上の写真の洗濯表示の衣類はこの洗剤で洗わない方がいいでしょう。

>洗濯表示の意味・読み方

ゴチャつきましたね。まとめます。

NANOX one スタンダードは

①綿、麻、合成繊維(ポリエステル)などが洗える。

②「中性」なので濃色の衣類を安心して洗える。

(すべての衣類が色落ちしない訳ではない。)

③酵素が配合されているのでウール、シルクは洗えない。

④蛍光増白剤無配合なので生成り・パステルカラーの衣類が洗える

⑤下の洗濯表示がある衣類は洗えない。

私だったらこんなものを洗います

今までの知識を踏まえて私だったらこんなものを洗います。

①もちろん汚れているバスタオル

②エリ汚れが気になるポロシャツ

③パステルカラーっぽいパーカー

④濃色のパンツ

⑤濃色のシャツ

⑥生成りっぽいチノパン

もちろん靴下・下着を洗ってもいいですね。

洗浄力(NANOX青との比較あり)

最後はお待ちかねの洗浄力の検証といきましょう。

ファンデーションは油汚れ=「皮脂」

卵はたんぱく汚れ=「食べもの」

カレーは色素汚れ

を想定しています。

洗浄力については各ご家庭で洗濯の条件が異なることと思います。参考程度にお考え下さい。

それでは洗濯開始です。

液温は30℃。規定量の洗剤を投入し、普通コースで洗浄しました。

はたしてその洗浄力は?

お見事!

ファンデーション、卵はほとんど落ちている状態です。これならば日常生活で発生する程度のエリ汚れ、食べ物汚れならば問題なく除去してくれるでしょう。

カレーについてはここまで落ちてくれれば十分です。最強クラスの洗剤でも完全には落ちきれないシミですからね。

旧タイプの青NANOXとの比較です。

新タイプの方がわずかにたんぱく系の汚れを良く落としている印象です。

まあ、どちらもほとんど気にならないほどしっかり落としてくれていますからね。もっと激しいたんぱく汚れで比べると洗浄力の差がはっきりと出るかもしれません。

[まとめ]NANOX one スタンダードは全方位対応なマルチ洗剤。最初の1本にオススメの洗剤

ということで今回はリニューアルしたNANOX one スタンダードを深掘りしてみました。

洗浄力、さらには衣類の色変化を防ぐ機能があるなど旧タイプから大幅にパワーアップを遂げた洗剤である事がわかりました。

さらには抗菌・ウイルス除去・環境保護など現代の私たちが洗濯洗剤に求める機能をしっかりと押さえてくれている洗剤であることも分かりましたね。

蛍光増白剤無配合でより多くの衣類を1度に洗える点も嬉しい特徴でした。

今までもNANOXシリーズにはポイントをしっかりと押さえたマルチ洗剤といった印象を覚えていたのですがリニューアルによりさらにスキのない全方位型のマルチ洗剤に見事な進化を遂げた様子に私、驚きが隠せません。

もし今私が20代で初めての一人暮らしを始めるとしたら、、。

初めての1本はコイツで決まりですね。

*新NANOXシリーズ3種の選び方についても記事にしています。よろしかったら参考にしてみてください。

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