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【チャレンジャー募集中】自宅で寝袋を手洗いする方法

今回は写真のダウンの寝袋を自宅で手洗いしてみようと思います。

とっても手間がかかり面倒な作業なのですがいっちょ頑張ってやってみます。

寝袋は水洗い出来るものがほとんどですが中には出来ないものもありますのでチャレンジを検討されている方はお持ちの寝袋の洗濯表示を確認してからの洗濯をするようにしてください。

洗濯表示の一番左のマークに×が付いていなかったら水洗いが可能な表示です。

>洗濯表示について詳しくはこちら

それでは作業を始めます。

気になる汚れを前処理

今回洗う寝袋は釣りの車中泊でお世話になったもので中に入りながら朝食を食べたりしたので食べこぼしのシミがあちこちにありました。

手洗いだけでは食べ物系の汚れは十分に落ちきれないので強い汚れは洗濯用固形石鹸と洗濯用ブラシをつかってあらかじめ落としておきます。

上からトントンと叩くようにすると汚れが落ちやすいです。

前処理をしたら1度石鹸をしっかりと濯ぎます。

洗い

お次はメインの洗いの作業です。

お風呂の湯船で踏み洗いをするという方法もありますが私は写真のサーファーの方がよく使っている大きなバケツのような物を使いました。

38ℓとかなり大きいので寝袋くらいなら問題なく洗えます。

場所は風呂場。30℃くらいのお湯にエマールを適量入れ優しく押し洗いします。

最近はダウン専用洗剤もあるのでそちらを使うのもアリですね。

すすぎ

お次は濯ぎの作業です。

泡がなくなるまでしっかりと濯ぎます。

私の場合は5回濯ぎました。(汗)

脱水

私は原始的にタオルで脱水しました。

ダウンは水分を非常に含みやすいのでタオルで脱水の前に上から優しく押したりしてある程度水分を抜いておくと作業がスムーズになります。

それでもバスタオルが4,5枚は必要になると思います。

面倒な場合は洗濯機での脱水もありです。その場合は1分の脱水を3回に分けて行います。

1分脱水が完了したら寝袋を1度洗濯機から取り出しダウンの偏りをほぐします。再び1分脱水×3です。

あまり水分を多く含んだ状態で洗濯機を使い脱水しようとすると洗濯機がうまく脱水を出来ません。この場合もある程度水分を抜いてから作業を行った方がいいでしょう。

洗濯機の側面にはわせるように寝袋を置くとスムーズに脱水が出来ます。

防水素材の使われた寝袋を洗濯機で脱水すると洗濯機がガタガタと飛び跳ねたり、最悪の場合転倒する恐れがあります。防水素材を使った寝袋は洗濯機で脱水せず、人力で脱水して下さい。例)NANGAオーロラシリーズ

国民生活センターも注意を促しています。

防水性の繊維製品を脱水中に異常振動が発生し、破損した洗濯乾燥機 (kokusen.go.jp)

乾燥

日陰で自然乾燥します。

寝袋はダウンの量が多く非常に乾きにくいので、湿度の低いカラっと晴れた日に屋外の日の当たらない場所でコの字型で干すのがベストです。

ダウンにダメージが出る可能性があるのであまりオススメはしませんがコインランドリーで乾燥というのも一つの選択肢です。

低温(50℃)くらいで時間をかけてゆっくりと乾燥させるようにするいいと思います。

ダウンをほぐして完成

最後にダウンのかたまりをほぐして完成です。

ふっくらキレイになりました。

やはりダウンの寝袋の洗濯は時間と労力がかかりますね^^;

洗濯機でガンガン洗い、乾燥機でチャチャと乾燥出来たら最高なのですがダウンはとってもデリケートな素材。強い洗いや、乾燥機の熱によりボリュームがなくなったり、保温力が落ちてしまう可能性があります。

面倒で時間がかかっても最高のパフォーマンスを発揮してもらうために寝袋は手洗い、自然乾燥がオススメです。

「面倒すぎる!」

お気持ち分かります。

そんな方のためにコインランドリーでダウンの寝袋を洗った記事を書いています。個人的には正直オススメしませんが興味のある方は是非ご一読を。

https://cleaning-hayashi.com/5848/

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