寝具類

汗で黄ばんだ枕の洗濯&漂白

今回は写真の枕を洗ってみます。

毎日使うものなので洗うタイミングが難しいですよね。

夏の汗をたっぷり吸い込んでいるはずなので肌寒くなってきたこのタイミングで洗ってみることにしました。

枕カバーはちょくちょく洗っていたのでパッと見は目立った汚れはありません。こいつは別に洗濯機で洗います。

「枕の中身って洗えるの?」

洗えないものもありますが私の枕は家庭での洗濯が可能です。

外側は綿100%

内側にはダックフェザーが入っています。

少し間を空けすぎたでしょうか?

黄ばみが出来てしまっていますね^^;

この手のシミは普通に洗濯しただけでは除去出来ません。

そんな時には漂白です。

今回は酸素系で過酸化水素が主成分の液体タイプの漂白剤を使用します。

漂白禁止の洗濯表示なんですけどね(^^;)自己責任の上で漂白しています。

塩素系の漂白剤、酸素系の過炭酸が主成分の漂白剤は生地やフェザーにダメージを与える可能性が高いので使用しません。

40℃のお湯15ℓに写真の漂白剤300mℓを投入し1時間ほど漬け込みます。

びっくりするほど浮いてくるので20ℓのポリタンクに水を入れ無理矢理沈めて漬け込みました。

漬け込みが終了したら1度濯いでエマールを投入し、押し洗い。

泡が出なくなるまでしっかり濯ぎます。

これまたびっくるするほど洗剤が抜けにくい作りになっているので大変な作業となりました。

洗濯機で脱水します。

いつもならタオルで脱水するのですがタオルがいくらあっても足りないほど水を含んでいるので文明の力を借りることとします。

洗濯機の壁に沿うようにして枕を置いてから脱水すると脱水がスムーズにいきます。他の濡れた衣類を余ったスペースに詰め込む方法も有効です。

機種によっては重い衣類を脱水しようとすると洗濯機がバタついてうまく脱水できないパターンがあると思います。最悪転倒の可能性があり危険ですので心配な場合はタオルでの脱水をお勧めします。

乾燥機で乾燥させます。

乾燥に時間をかけると臭ってきてしまうのでここでも文明の力を頼りましょう。

キレイになりました。

before

今晩は気持ち良く眠れそうです。

毎日のように数時間の間、私達の頭に触れている枕は見落としがちですが結構汚れています。

最近は家庭で洗える枕も増えてきたように思います。素材によって洗い方が変わり少しコツが必要な洗濯となりますので迷った方はお気軽にご相談下さい。