修理&色修正

ダサい理由で起こってしまった漂白剤による色抜けを色修正

前回の茶渋をとるの記事で最後の手段として塩素系の漂白剤を使用した際、

うっかりやってしまいました、、。

ご経験がある方も多いと思います。

塩素系の漂白剤が衣類に付くと写真のように見事に色が抜けてしまいます。

「お前は一体どこで付いたんだ!?」

塩素系漂白剤の特徴です。

食器の漂白をしていて。

トイレやお風呂の掃除をしていて。

衣類の漂白をしていて。

気をつけていたのに気づいたらバッチリ色が抜けていた。

こんな方多いと思います。

もっとも私の場合は水に漂白剤を投入する際に跳ねて飛び散った漂白剤が衣類に付くというお粗末な原因だったのですが。

と言う事で今回は塩素系漂白剤により色の抜けてしまったポロシャツの色修正を行います。

さっそく一度しっかり洗ったポロシャツに色を入れてみるのですが、、

色がしっかり入っていきません。

それもそのはず

ナイロンが49%も使われています。

ポリエステル、ナイロンなどの化学繊維は色がすんなりと入っていってくれません。

3つ前の記事を読んで下さった方なら分かったはず!

こんなときはプライマーを使用します。簡単にいえば色を付きやすくする接着剤です。

プライマーの上から色を乗せると、、

色が乗ります。

残りの部分も同じ要領でせっせと頑張り終了です。

before

塩素系の色抜けは色修正が出来るのには出来るのですが漂白剤により生地が傷んでしまっている事が多い事もあり色の定着が弱い印象です。

特に今回のポロシャツやTシャツのように頻繁に洗う衣類は比較的早く修正部分の色が落ちてきてしまうと思います。

それでは困る!といった場合や、色抜けの範囲があまりに広い場合は生地によりますが全体を染めてしまう

「染め直し」という選択肢もあったりします。

いつの間にか抜けていて、直すとなると中々やっかいな塩素系の色抜け。

ついうっかりやってしまった方はご相談下さい。

  • おすすめの投稿がありません
関連記事