「ご使用前に必ず目立たない場所でテストをしてからご使用ください。」
洗濯用洗剤の裏面にこんな言葉が記載されているのを目にしたことがある方も多いと思います。
「目立たない場所ってどこよ?!」
「そもそもテストってどうやるのよ?!」
若き日の私が激しいツッコミをいれたのは言うまでもありません。
ということで今回は色落ちテストの具体的なやり方を実際に作業をしながらご紹介します。
*漂白剤のテストも同様の方法でOKです。
お湯に原液を濃いめに溶かす
40℃くらいのお湯に使用する洗剤を濃いめに溶かします。
目立たない所に塗布する
若き私が疑問でしょうがなかった目立たない部分とはズボンで言えばスソの裏の部分。
上着も同様にスソの裏の部分でテストするのがいいと思います。
綿棒などに先ほど作った液を染み込ませ、塗布します。
5分放置
5分ほど放置します。
白い布を押し付ける
5分経ったら白い布を液を塗布した部分に押し付けます。布で挟んで揉み込んでもいいと思います。
白い布をチェック
白い布に衣類の色が付いていなければ使用予定の洗剤を使ってOKです。
白い布に衣類の色が移っていたらその洗剤で洗濯をすると色が出るということになります。使用を中止して洗浄力を下げた他の洗剤を試してみましょう。
白い布に着ける前に変色など何かしらの変化が起こっていても使用を中止してください。
洗剤ではなく漂白剤を塗布した場合も同様で色が抜ける、繊維にダメージが出る等の変化があったらその漂白剤の使用は中止し漂白自体をあきらめるか漂白力の弱い漂白剤を試してみましょう。
テストをして洗濯や漂白すること自体をあきらめた場合はテストした部分に洗剤や漂白剤の成分が残っていますので水でしっかり濯いで成分を除去してください。
色落ちテストのやり方って意外と分かりずらいと思っている方が多いと思うのですが私だけでしょうか^^;
今回の記事が私と同じ疑問にモヤモヤする方のスッキリにつながれば幸いです。