シミ抜き・特殊加工

ホッカイロを洗ってしまって出来たシミの除去

本日はお客様よりご依頼のホッカイロを洗ってしまった事により発生したシミの除去の様子をお届けします。

写真のような茶色いシミが衣類の広い範囲に発生している状態です。

洗った直後は何もなかったのに乾燥後にシミが突然現れたとの事。

私、一丁前に10数年衣類のシミ抜きをさせて頂いておりますが、ホッカイロのシミのご相談は初めての経験でございます。

果たしてシミを除去することは出来るのか?少々の緊張とともに作業開始です。

さてさて、初対戦のホッカイロのシミとは一体どのようなお相手なのでしょうか。

まずはシミ抜きのキホンのキ、油性のシミ抜き剤を使って様子を見て参りましょう。

インクなどの色素系を良く落としてくれるシミ抜き剤です。

蒸気を当てて効果を促進。

シミ抜き専用の機械で濯ぎます。

少し薄くなりましたがまだしっかりと残っていますね。

「ん~。どうしたものか。」

ここで私、ピンときます。

「たしかホッカイロって鉄粉が入っていたような、、。」

とあるシミ抜き剤を塗布して蒸気を当ててみると、、。

ビンゴ!明らかに薄くなりました。

どんなシミ抜き剤を塗布したかと申しますと、ずばりサビを落とす系!でございます。

ホッカイロに含まれる鉄がサビて茶色いシミになっていたんですね。

それが分かればこっちのもの。

残りの部分もシミ抜き剤→蒸気→濯ぎの順で処理していきます。

経験上、サビのシミはしっかりと濯がないと洗濯後に再び出てくることが多いです。

シミ抜き剤をたっぷりと塗布してしっかりと濯ぐことが勝利へのポイントです。

そんなこんなで完成です。

before

ということで今回はホッカイロを洗ってしまった事により発生したシミの除去の様子をご紹介しました。

シミの原因はホッカイロ内の鉄粉由来のサビでしたね。

サビのシミってあまり馴染みがないように感じますが実は意外と身近にある物だったりします。

「なぜかYシャツの左袖だけに茶色いシミが、、、。」

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