今回は前回染めた革ジャンの色止めを行います。
せっせと染めたこの革ジャン。
一見、何の問題もなさそうに見えますが水をつけたティッシュで擦ってみると、、。
こうなります。
この状態で中に白いシャツなど着ている時に雨にでも降られたりしたら、、。
という訳で
こんなものを使って色を出ないようにします。
フィックス剤と言われるもので外側に一枚水を弾く膜を作ってやるイメージです。
刷毛を使い全体を塗り塗り。
1本全て使い切りました。
日陰で自然乾燥。
果たして結果は、、。
オッケーです。
終了です!
私のブログを毎回読んでくださっている方なら何か感じたはずです。
そう。
私は何事もスムーズに進まないトラブルの星の元に生まれているのです。
フィックス剤の塗り方が下手くそ過ぎてムラになり、全体に白い線みたいなのが出来ちゃいました。
たくさん塗り過ぎた?
刷毛ではなく布でやれば良かった?
原因がいくつか考えられますがそれはさておき、このままでは何か嫌なので白い線を除去することに全力を注ぎます。
①濡れた雑巾で擦ってみる。
変化なし!
②革用の保湿クリームを塗ってみる。
少し良くなったが、まだある!
③ドライヤーを当てながら(自己責任)布で軽く拭いてみる。
→ドライヤーの熱でムラの部分を柔らかくして全体になじませる作戦
むしろひどくなった!
くそぅ。
手強い。
最終手段だっ!!
革用の補修剤です。
革を染めるのではなく、上から色を乗せる顔料タイプ。
黒のファンデーションのイメージです。
これでどうだっ!
手間かけさせやがって、、。
無事に白い線は目立たなくなりましたが上から黒のファンデーションで白を隠しているだけの状態なのでこのファンデーションが着用により取れてしまえばまた白い線は現れる事となる訳です。
白い線が出るたびに黒で覆い隠す。
この白い線とは長い付き合いになりそうです。
せっかく色止めをしましたが黒のファンデーションおそらく雨でも落ちちゃいます、、。
しかしまあ、とりあえず完成です。
before
beforeの方が好みだ、、。
フィックス剤、革用保湿クリーム、さらには補修剤を塗った事により、作業前より大分光沢が出る仕上がりとなりました。
そして、この寒波の中、給湯器がぶっ壊れました。
コロナの影響で品薄になっているとか、、。
今年は慌ただしい年末になりそうです。