ニット、セーター類

洗濯機でも洗えます!モンベルのウールタイツを手洗いしてみたお話

毎日寒い日が続きますね。

去年は暖冬だったせいかあまり活躍の機会がなかったのですが今年は写真のウールのタイツが大活躍です。

汗を吸って発熱するタイプのインナーも暖かくていいのですが室内で汗をかくくらいの作業をするとどうにも暑くなりすぎる。

吸収した汗を発散する能力にも限界があるので汗をかいたまま外に出ると今度は逆に冷えちゃいます。

暖かさを保ちつつ、湿気を吸い適度に発散してくれるウールが私のように外でも中でも作業するタイプには実にちょうど良いのです。

あとちょっとお肌が弱い私には化学繊維のあの感じが何とも苦手。このタイツはチクチクもせず何だか優しく包まれている感じがするので大のお気に入りというわけです。

前置きが長くなりましたが今回は大活躍のウールのタイツを水洗いします。

洗濯表示の1番左上のマークに×がついていなければウール製品であってもご家庭で水洗いが可能です。

私のタイツの場合、

「液温は30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯が出来る。」

という表示となっています。

「非常に弱い洗い」とは洗濯機の手洗いコースやドライコースの事です。

ウールは通常のガシガシ洗うコースで洗うと縮んだり、硬くなったりするので注意が必要です。

今回は他に手洗いコースで洗う衣類がなく、これだけで洗濯機を回すのがもったいないので手洗いをしようと思います。

【旧との比較あり】新洗濯表示の意味&簡単な読み方 平成28年に新しくなった洗濯表示。日本語が消えて記号だけの表示に変わったので未だにその読み方に戸惑っている方も多いのではないでし...

襟元の汚れが気になったので洗濯用固形石鹸を使い前処理をしました。

洗濯機で洗うにしろ手洗いするにしろウールは強い洗いが出来ないので気になる強めの汚れがある場合は前もって処理をしておくといいです。

30度くらいのお湯に洗濯用中性洗剤を投入し優しく押し洗いします。

先程書いたようにウールは濡れた状態で激しく動かすと繊維同士が絡まり縮んだり硬くなったりします。もみ洗い等は決してせず、上から優しく押してあげてその水流で汚れを落とします。

ウールはアルカリに弱いので中性の洗剤の使用をオススメします。

私はエマールを使用しています。

同じく30度くらいのお湯で泡が出なくなるまで濯ぎます。この時も優しく押して濯ぎます。

タオルで脱水します。

この時も優しく。

とにかく繊維同士を絡ませないように。

ウール洗いのポイントです。

ハンガーにかけて乾燥したい所ですが

重みで伸びてしまうのでネットなどの上に平らにして干す平干しが1番です。

私は湯船の上に100均で買った金網のようなものをひいて平干ししています。

平干しが難しい場合はハンガーをこんな風に使って干すと伸びづらくなります。

ということで今回は愛用のウールのタイツを手洗いしてみました。

最近ではご家庭で水洗い可能なウール製品が増えてきましたね。

しつこいようですがウール洗いの最大のポイントは

とにかく優しく、繊維同士を絡ませないように

となります。あんまりガシガシやっちゃうとウールって縮んじゃうんですよね。(泣)

「ウールはなぜ縮むのか?」この疑問の答えにご興味のある方はリンクの記事の方を是非。

【ギモン】ウールはなぜ縮むのか?頑張って分かりやすく説明します「ウールをTシャツと一緒に洗ったらメチャクチャ縮んじゃった^^;」 こんな経験をされた事がある方、多いかもしれません。 同時...

タイツを洗い、乾かしながらブログを書いている今の天気は雨。

夜から次の日の午前中は雪予報です。

ウールは乾きやすいとはいえ明日の朝に間に合うか。

よくある事とはいえこの圧倒的な間の悪さ。

前世で何かやらかしたとしか思えません。