家庭で出来るシミ抜き

デニムの色移りの落とし方(条件あり)

「真っ白のTシャツにデニムの色が移っちゃった!」

あるあるですよね。

条件付きにはなりますがデニムの色移りはご家庭でキレイに落とすことが可能です。

一体どうやってキレイにするのか?

作業の様子を見てみましょう。

洗濯表示を確認

作業を始める前に洗濯表示を確認しておきましょう。

1番左と2番目の表示に×が付いていなければ今回ご紹介する作業をご自宅でも試して頂く事が可能です。

×が付いている場合はごめんなさい。シミ抜きはお近くのクリーニング店にご依頼ください。

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普通に洗ってみる

一刻も早く特別なシミ抜きの工程をやってしまいたいお気持ち良くわかります。

しかし、ここは一旦落ち着き、色の移った衣類を単独で普通に洗ってみて下さい。

デニムは汗をかいてちょっと擦れただけでも色移りしますよね。つまりはとっても色落ちしやすいお品物なのです。

普通に洗うだけでキレイになっちゃうこと結構あります。

この時に40℃のお湯で粉末の弱アルカリ洗剤を使って洗濯出来たら最高です。

難しい場合は普段と同じ温度と洗剤で大丈夫です。

漂白剤に漬け込む

この記事を読んでくださっているということは普通に洗って落ちなかったパターンの方が多いでしょうか。

何を隠そう私もそのパターンです。

上で書いた強い洗いをしたにも関わらず、うすくシミが残ってしまいました。

そんな時には酸素系漂白剤の力を借りましょう。

私は写真の粉末の酸素系漂白剤を使用しました。

酸素系漂白剤には液体と粉末がありますが粉末の方が漂白力が高いので今回の作業にはオススメです。

漂白剤は必ず酸素系の使用をお願いします。有名所だとオキシクリーンが酸素系です。間違って塩素系を使用してしまうと衣類の色が一発で飛んでしまいます。

色柄物を塩素系漂白剤に漬け込むとこうなります「塩素系の漂白剤を色柄物に使うと色が抜けちゃうから絶対にNG!」 こんな話を聞いたことがある方も多い事でしょう。 しかしなが...

作業の様子に戻りましょう。

洗面器の様なものに40℃のお湯を4リットル用意し、粉末の酸素系漂白剤50gを投入。よく混ぜます。

※素手では混ぜずに棒のようなものを使って混ぜると良いでしょう。

衣類をぶち込み30分ほど漬け込みます。

時々かき混ぜてやるといいでしょう。

漬け込み終了後は洗濯機で普通に洗って終了です。

はたしてシミは落ちたかな?

バッチリですね!

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ということで今回はご家庭で出来るデニムの色移りの落とし方のご紹介でした。

条件付きにはなりますが今回の方法で大抵の色移りは除去出来ると思います。お悩みの方は是非お試しを!