今回は私が普段使用している革の財布を黒に染めます。もう黒いではないかと言われそうですが、良く見ると元の色の茶色が出てきてしまっているのです。
というのも
だいぶ前に写真の製品を使って茶色の財布を黒にしていたのです。
この製品は革を染める「染料」ではなく革の上に色をのせる「顔料」タイプなので使用と共に顔料が剥がれ元の色が出てきているというわけです。
ここが特に分かりやすく元の色が出ています。
ちなみにこの製品は革のバッグや靴に出来た小さな傷を目立たなくしたり色褪せをカバーする補修クリームで私がやったように色を変える為のクリームではありません。私が勝手にどうなるのかなと好奇心でやった事ですので今回元の色が出てきた事にこの製品にはなんら責任はありません。
ということで少し寄り道しましたが
ぼちぼち、もう元の色がしばらく出てくることのないように
「染料」で財布を染めていきましょう。
ごめんなさい。染める前に1つやっておく作業がありました。
表面の汚れや油分をアルコールスプレーを吹きかけあらかじめ除去しておきます。表面に汚れや油があると染料が染み込みにくくなる為です。
革が痛んでしまう可能性がありますが自己責任で行っています。
結構汚れていました。
乾燥写真の皮革用染料を使っていよいよ染めの作業開始です。
刷毛を使って塗り塗り。
メッチャはじいてる、、。
タオルで擦り、水分を取りつつ染料を革の中に押し込んでいく作戦に変更です。
塗っては押し込みを3回ほど繰り返しました。
内側も同様に塗り塗り&押し込み。
乾燥を待ちます。
一晩乾燥させて完成です。
しっかり真っ黒になりました。
本来であれば雨で濡れた時などに色が流れていかないようにする
「色止め」という作業を行うのですが
今回はあえてこのまま使用します。
ちょっとだけパワーアップした私の財布。これを機に金運もアップしているかもしれないので今年は宝くじでも買ってみようかと思います。