リュック、バッグ

磯釣りで塩まみれになったリュックを洗って撥水加工

今回は写真のリュックを洗います。

すべてではありませんが特にアウトドアメーカー製のリュックは家庭で洗える素材を使用しているものが多いです。

リュックはその使用環境から汚れやすいアイテムですので洗えるものはしっかり洗っておいたほうが気持ちいいですよね。

今回私が洗うリュックは写真のように雨の中釣りで使用したものです。

この直後、波を頭から思いきり被ります^^;

お世話になった塩まみれのリュック。いっちょキレイにしていきましょう。

塩抜き

お伝えしたように今回のリュックは海の塩まみれです。

塩分をしっかり抜くために「塩抜き」という作業をしておきましょう。

バケツなようなものに常温の水を入れ、リュックをぶち込んで1時間ほど漬け込みます。

塩分は生地の劣化やファスナーのサビにつながるので今回のようなケースでは是非やっておきたい作業です。

 手洗い

漬け込み終了後は洗いの作業です。

洗濯用中性洗剤(私はエマールを使用)を適量投入し優しく押し洗いします。

気になるよごれがある場合は洗濯用固形石鹸とブラシを使い前処理してから手洗いするといいでしょう。

アウトドアブランドのリュックはたいてい防水の為に裏側にポリウレタンという素材でコーティングがされています。

このコーティングは3年から5年で経年劣化によりドンドン剥がれてきてしまうのですが、少しでもこのコーティングを長持ちさせるためダメージの少ない手洗いがオススメです。

塩抜きしたにもかかわらずファスナー持ち手に塩が固まっていたので歯ブラシで除去しておきました。

すすぎ

洗剤の残りがないようしっかりすすぎます。この時も優しく押しながら。

脱水

タオルで脱水します。背中のパッド部分は厚みがあり乾きづらいので特に入念に水を吸わせます。

乾燥

逆さにして日陰で自然乾燥します。

おまけの撥水加工

必ずしもする必要はありませんが、私のリュックは古いものの為、防水のコーティングが完全に剥がれてしまっていますし、釣りという水を被る状況で使うので撥水加工をしておきます。

ゴアテックスの様に透湿性(中の水蒸気を逃がす性能)は必要ないのでシリコン系の撥水スプレーを使用しました。

シリコン系は撥水性抜群です。また撥水加工をすることにより汚れをつきにくくする効果もあります。

さらにおまけでファスナーの滑りをよくする

ファスナーに使われている潤滑油が少なくなると滑りが悪くなっちゃいます。

今回しっかり洗っているので油は大分少なくなっていそうですね。

ロウソクを歯ブラシでファスナーに塗り、滑りを回復させておきましょう。

モンベルやチャックで有名なYKKなどから専用スプレーが発売されていたりもしますね。

ここで作業は完了です。

いかがだったでしょうか。

リュックも素材によっては自分で洗って、撥水加工をして、ファスナーの滑りを良くして、とご自宅でのメンテナンスが可能です。

水洗いが可能かどうかメーカーに問い合わせてみたりしていっちょチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

いざやってみるとその日の出来事の思い出に浸りつつ作業が出来たりするので中々もって楽しいですよ!

面倒ですけどね!(笑)