仕事で愛用中の写真のエプロン。
3ヶ月ほど使用し、汚れてきたのでそろそろ洗おうかなと思ったのですが、、。
洗濯表示を見てみると家庭での洗濯禁止。しかもクリーニング店での洗濯も禁止。
つまり【洗濯不可】ということになります。
「何てこった、、。そこそこ高かったのに、、。」
「洗濯してこれからも使っていきたい!」
決して間違った思考ではないはずです。
こうなったらクリーニング屋の役得だ。ちょいと素材を確認して重大なダメージが起こらなさそうだったら洗ってしまえ!と密かに行動を開始したのです。
素材を確認→リスクを受け入れられるか?
それでは製品に縫い付けられている品質表示を確認してみましょう。
使われている素材は
綿(カーキ色の部分)
アクリル(ヒモ部分)
床革=とこがわ(茶色の部分)
※床革は天然の革ですが表面の革を削った革の事をいいます。
これらの素材から考えられるリスクは
①綿の部分の色が出る。
②床革の風合いが変わってしまう。
③床革から色が出る。
といった所でしょうか。これらのリスクを自分なりに受け入れられるか考えます。
①綿の部分から色が出るのはジーンズの様に色落ちを楽しむと割り切る。→OK
②、③この手の製品に使われている床革は大抵ポリウレタンでコーティングがされているので、風合いが変わったり色が出る可能性は低い。→OK
リスクを受け入れ納得したので実際に洗っちゃいます!
洗ってみる
水温40℃、洗濯用粉石鹸を使用し洗いをかけました。
どれぐらい色が出るのか実験したかったのであえて強い条件で洗っています。
色落ちをなるべくさせたくないのであれば水温は常温、洗剤は中性洗剤を使用するといいですね。洗浄力を下げれば色落ちのリスクも下がります。
若干、緑色が出ていますがそこまで激しく色は落ちませんでした。
果たしてどんな感じに洗いあがったかな?
うん!特に大きなダメージなく洗う事が出来ました。床革にもダメージはありませんね。
アイロンはしてよい洗濯表示だったのでアイロンをすればシワはキレイに伸びそうです。
一番の懸念点だった色落ちもそんなに激しくしていません。
before
いかがだったでしょうか。
「洗濯不可」の衣類って意外と多くて時にどうしていいか途方に暮れることもありますよね。
特に安くはないお品物で「洗濯不可」なんて言われた時の絶望感は中々なものです。
使われている素材によっては「洗濯不可」の表示でも完全自己責任ですがが洗えるものもあったりします。
自分で洗えるか洗えないかを判断するのが難しい場合はメーカーに直接問い合わせるなどしていっちょ洗濯にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
洗えないからって処分してしまうよりはずっといいですからね!