今回は屋外でかれこれ数年の間、雨や風、時には雪にさらされ続け塗装がハゲハゲのベンチを塗装します。
今まで放っておいて申し訳ない。しっかりキレイになってもらいましょう。
大活躍のベンチ
「このベンチどこかで見たことあるなあ。」
そんなあなたは当ブログの相当コアな読者です。アウトドアやスポーツ系の記事の写真に多く登場するベンチです。暇を持て余していたのでしょう。数年前に思い立ち余った木材を使い自作したものです。さすがにちょっとボロボロ過ぎるなあと最近感じていたのです。
あの日の君はいずこへ。当初の塗装はすっかり剥げてしまっています。矢印部分が元の色です。
ヤスリがけ
塗装を始める前に塗料をしっかり定着させるため、ヤスリがけをしておきましょう。荒めの布ヤスリで豪快にやっちゃいます。
こんな便利な道具があったりします。底の板にヤスリを装着出来る作りになっています。
作業が少し楽になります。
内側はまだしっかり最初の塗装が残っていますね。全部剥がしていると日がくれるのでサッとかける程度にしました。
いい感じです。
塗装
塗装の作業に移ります。いつもは木の風合いを残すために水性の塗料を使用していましたが今回は油性のシリコン入り塗料を使ってみます。初めて使うので効果のほどは分かりませんがシリコンが膜を作り、雨風からベンチをしっかり守ってくれそうな雰囲気がプンプンします。
油性塗料には油性用の刷毛。油性用の刷毛に人毛が使われているのを知ったときは衝撃でした。理由を調べたのですが結局分からず。人毛は馬や豚の毛と比べて細いイメージがあるのでそんなところが関係しているのかもしれません。
話がそれました。塗料を塗っていきます。
細かい所もしっかりと。
裏側はまだ元気ですがより丈夫な塗装にする為にしっかり塗っておきます。
乾燥
乾燥させましょう。優秀な塗料で30程で乾きました。やはり木の風合いは消えてしっかり色が乗った仕上がりになりますね。
表面は2度塗りしておきましょう。
再び乾燥です。
完成です。
before
ばっちり水を弾いてくれています。長持ちしそうな予感です。
復活し、キレイになったベンチ君。次回の登場をお楽しみに。